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都立三田高校定時制同窓会 青葉会

5,269名のふるさと 会長 若月義男

平成20年3月8日、定時制課程は79年間の長い歴史に幕を閉じる日を迎えました。
午前10時30分からの卒業式、引き続き閉課程記念式典が学校の 音楽講堂で挙行され、その後場所を東京プリンスホテルへ移動して「ともかきの会」(懇親会)が開催されました。
この日を迎えるにあたって、学校、PTA、後援会(PTAのOB)、同窓会が一緒になって「閉課程委員会」を立ち上げ、議論を重ねながら準備を進め てきました。
青葉会としては閉課程委員会と併行して幹事会を十数回開催し、「ともかきの会」の内容、「青葉会の歩み」(ともかき集約版)の作成、記 念プレートの作製等種々議論をしてきました。


卒業式では、10名の生徒全員が最後の卒業生として巣立っていきました。
記念式典には教育委員会、歴代校長、旧教職員、他校の校長・副校長、保護者、 PTA・後援会、全日制のPTA・後援会の方々等多数の方が参列され、校歌斉唱を最後に歴史の一ページを閉じました。青葉会からも多くの皆様にご参加 いただき、ありがとうございました。
この後、正門に取り付けられた、同窓会、PTA、生徒会合同で作製の「記念プレート」の除幕式のセレモニーが行われました。
石田元会長の挨拶をいただき、 終了後、記念のスナップに納まる人、さわって感触を確かめる人、様々な想いを胸に懇親会場へ向かいました。
記念プレートには、定時制課程の期間「昭和4 年から平成20年」、卒業生「5,269名」が刻まれています。当日参加できなかった方は、機会を作って是非ご覧いただきたいと思います。
午後13時30分から「ともかきの会」がプリンスホテルにおいて、245名の参加のもと盛大に開催されました。今回、役員一同が一番心配したのは始めて のホテルでの開催ということで、高い会費を払って参加してくれるだろうか、学校からの移動に少し距離があること、そして赤字になっては大変ということで、 恩師である先生方からも会費をいただくことになりました。
1月の申込締め切りの時点では100名を少し超える程度、2月初めに200名程度の見込みとなり、 ほっと一息、直前に参加が集中し最終的には245名(当日欠席含む)となり、今度は料理が足りるだろうかとまた心配といった具合でしたが、結果オーライだ ったと思います。


また、今回はいつもの同窓生、先生方に加え、先ほど卒業したばかりの10名、保護者、PTA、後援会、全日制のPTA関係の皆様、そして、 同窓生でもあるスカルノ ラトナ サリ デヴィ様にもご参加いただきました。
デヴィ様にはご挨拶をいただき、また記念撮影にも快く応じていただき会を 盛り上げていただきました。ありがとうございました。
会長、名誉会長(学校長)、ご来賓のあいさつのあと、石田元会長の元気な「乾杯」の発声により懇談はスタート、食べ物をせっせと運ぶ方、久しぶりの再 会に語り合う方、かつての恩師のお話しを聞きながら時間は経過、38年卒の田尾さんのシャンソンのプレゼントに会場は熱気を帯び、最後は、記念式典の ときは心配(最近、学校では歌う機会がない)された校歌の斉唱、そこは同窓生、声高らかにフィナーレを迎えました。司会の前会長 41年卒の五百川さん ・51年卒の中村さん本当にお疲れ様でした。
 平成20年3月8日、三田高校定時制課程は幕を閉じましたが、定時制課程が79年間存在したこと、そして5,269名が卒業していった事実は消える ことはありません。私たちの「ふるさと」はひとつです。